カニの泡吹き

 カクベンケイガニの交尾

それにしてもものすごい泡にびっくりです・・・・・!

 カニの泡吹きという言葉があります。
 カニは長い間空気中にいると、呼吸のために使用する水分が粘りだし、泡を出すようになります。
 つまり、泡を出しているカニは呼吸困難な状態にあり、危険信号を発している訳です。自然界に於
は、自分で水に飛び込めば解決する訳で 何の問題も無いのですが、今回は 事情が大分違うようで
した。

 アカテガニの産卵の調査にいった時の事です。
 岩の上に奇妙な泡が付いていました。
 そしてその泡の下に、おかしな形のカニが付いています。脚もハサミも何か逆さまなような・・・・・
2匹が向い合っているのに気付きました。カクベンケイガニが交尾しているところでした。
 かなり長い時間、こうしているのだろうか・・・・・それにしても、泡の量が異常に多過ぎるのが気にか
かりますが、2匹を引き離すのも可愛そうに思えたので、そのまま自然の成り行きに任せる事にしま
した。

  こんなに沢山の泡を吹いたカニを 見た事がありませんでした。
  どちらのカニが泡を吹いているのかが、分かりません。両方で泡を吹いている事もありえます。
  真横から見た状態。

 大量の泡を吹くカクベンケイガニのカップル。
  斜め横から見た状態。

  大量の泡を吹くカクベンケイガニのカップル。



ヒライソガニの泡吹き
  普通彼等はこんなに泡を吹く前に、海水中に戻ります。
 しかしこのカニはどうして何時までも陸上にいるのだろう・・・・・?